本屋って面白そうな本、意識高そうな本、胡散臭そうな本、色々合って楽しいですよね。
ずっと気になってた「OUTPUT大全」って本を買って読みました。
アウトプットが重要だっていうのは人になにか教えたときの記憶の定着具合とか経験上知ってるけど、今年たくさん勉強する上でいいアウトプットをすると勉強の効果が増やせるのではないかということで今回読んだ次第です。
アウトプット手順
あとでも触れますが、インプットを2週間以内に3回アウトプットするとかなり定着するとかなんとか・・
今回は次の手順でこの本を読みました。
1. Kindleでマーカーを付けながら一通り読む
現物派だけど、技術書や図鑑等現物の方が読みやすいもの以外は電子化中です
2. マーカーをもとに大事なところや覚えたいところを書き出す
3. Blogにまとめる
アウトプットが1回足りないような?
回数を重ねながら確立していきます。
ちなみにノートはこんな感じ
本の内容
- インプット:読む、聞く
アウトプット:話す、書く、行動する - 本を10冊読むだけより、本を3冊読んで3冊アウトプットのほうが良い
- 記憶には2種類ある
- [運動性記憶]・・・"書く"、"話す"といった運動神経を使う記憶のことで、一度覚えるとほとんど忘れることはない。
例:自転車の乗り方は忘れにくい - [意味記憶]・・・忘れやすい。
=>説明をすることで「エピソード記憶」になり、覚えやすく忘れにくい記憶となる。 - インプットから2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすい。
- インプットとアウトプットの黄金比は3対7。
- アウトプットのあとにフィードバック(アドバイス等)があると更に良い。
- 話すことについて
- ポジティブな言葉がネガティブな言葉の3倍以上だと良好な人間関係を維持できる。
- 悪口を言うとコルチゾール(ストレスホルモン)が分泌される。
コルチゾールの分泌が多い状態が長いと自体免疫の低下や認知症をまねく - メラビアンの法則 人は言葉の内容よりも視覚情報や聴覚情報を重視する
==>視覚55% 聴覚38% 話の内容7% - 目を見て話す(アイコンタクト)は大事 ドーパミン(「嬉しい」「楽しい」という幸福物質)の分泌効果がある
重要なところで1秒目を合わせる - ザイオンス効果(単純接触効果) 雑談は内容より回数のほうが重要、接触回数が増えるほど人の好感度は高くなる
- 褒めることはアウトプットであり、フィードバックでもある
具体的に褒めることが大事、褒めることで承認欲求を満たしてあげることができる。
承認欲求は「マズローの欲求5段階仮設」の中で高次に位置されており、"慣れ"の効果はない
==>10回褒めても100回褒めても(具体的な内容なら)効果がある。 - 自己紹介の原稿(30秒Verと1分Ver)を準備しておくと捗る
- 感謝する/されると脳と体に良い作用を与える4つの物質が分泌される(ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィン)
中でも"ドーパミン"は、集中力・モチベーション・学習能力を高める。 - 書くことは脳幹網様体賦活系「RAS:Reticular Activating System」を刺激する。
1項目前で出ているドーパミン・セロトニン、ノルアドレナリンの神経系もRASから脳全体に投射されている。 - タイピングより手書きのほうが記憶に効果がある。
- 落書きをしながらだと記憶力が29%UP(会議や授業と関係のない落書きであろうとも)
- 創造性の4B アイデアが浮かびやすい4つの場所の頭文字。
バー(Bar)、バスルーム(Bathroom)、バス(Busses)、ベッド(Beds) - 140字で要約して伝える練習方法
- パブリックコミットメント 目標は公言したほうが実現の確率が高まる。
- 何かを習得したければ、人に説明できるレベルを目指すこと、
- 7時間の睡眠を最優先するべき
- 有酸素運動は"ドーパミンの分泌"、"脳の神経の新生促進"効果があり、つまり頭が良くなるということ。
思ったこと
本を読んでて、知識としてなんとなく覚えておきたいものと、
例:感謝する/されるとドーパミン、セロトニン、オキシトシン、エンドルフィン
大事な部分(うまく言い表せれない)
例:インプットから2週間で3回以上アウトプットすると長期記憶として残りやすい。
と、同じメモをとるにも何種類か取りたい理由がある気がしました。
こういうのは色分けとかしたほうが良いかなと思ったり思わなかったり。
本の内容としてはかなり幅広いなと感じた。
筆者の自慢のようなものは得意じゃない/信じないタイプの人間なのでちょくちょく挟むなーと思った。
1節が短くテーマごとに分けられてたのでスキマ時間に読み進めたり必要な部分だけ振り返るには良いまとまり方と思います。